こんにちは。
最近こんな本を読みました。
おちゃずけさんの10代のための もしかして摂食障害?! と思った時に読む本です。
自己紹介にも書いてある通り、私は摂食障害を患っており、現在も通院中です。
摂食障害という病名は聞いたことがあるけど、詳しくはよく分からないという方もいると思います。
今まで摂食障害のことは特にここでは話していませんでした。
いつかは話そうかなと思っていたので、この本を読んで少し話すことにしました。
今回はざっくりと摂食障害のことと、この本を読んだ感想をお伝えしたいと思います。
摂食障害とは
食事の量や食べ方など、食事に関連した行動の異常が続き、体重や体型のとらえ方などを中心に、心と体の両方に影響が及ぶ病気をまとめて摂食障害と呼びます。
摂食障害では、必要な量の食事を食べられない、自分ではコントロールできずに食べ過ぎる、いったん飲み込んだ食べ物を意図的に吐いてしまうなど、患者さんによってさまざまな症状があります。
(引用: 摂食障害|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省)
摂食障害は大きく分けて、神経性やせ症(拒食症)と神経性過食症(過食症)に分けられます。(ちなみに私は前者です)
この2つはどちらかに移行したり、行き来したり、両方の症状が現れるなどさまざまなパターンがあって、必ずしもこの症状が起こるとは言えないので、一般的な用語解説で留めておきます。
この本について
この本では摂食障害のきっかけ、症状、なりやすい人、治療のことの他に、自分や周りの人がもしなっていたらどうしたらいいのか、漫画で分かりやすく解説されています。
すべて実話に基づく内容で、当事者も周りの人も知っておいてほしいことばかりです。
ちなみに著者のおちゃずけさんも摂食障害の経験者です。
10代向けの本?
タイトルにある通り、初めは10代向けで私は当てはまらないかなと私も思いました。
確かに学校で起こりうる内容やサポートが多く書かれています。
でも症状やきっかけなど自分にも当てはまることが多くて、病気の基礎知識やどうすればいいのか?という入門編として身につけることができると思います。
読んでみて
「あなたは悪くない」という言葉が印象的でした。
病気になって様々な症状が現れて、いろんな場面で苦しい想いをしているのはすべて自分のせい、自分が悪いと思ってしまいます。
少し救われた気がしました。
摂食障害のきっかけはダイエットだけではない、体形だけでは判断できない、誰もがかかる可能性がある、体も心も脅かされることなど、私が伝えたいことも書かれています。
ただ私は学生じゃないから、毎日会えるような先生も友達もいません。
親も理解しておらず、周りにサポートしてくれる人はいません。
でも摂食障害になってからパン作りと出会い、ブログを書くまで至りました。
そして住む地域、年代や職業の違う様々な方と出会うことができました。
直接会ったりサポートを得たわけではないですが、見て頂きコメントも頂いて、ブログをやってよかったなと思っています。
これから支えになる人・もの・ことに出会えたらいいなと思っています。
病気のことについて知ってもらうきっかけを作れたら、と思い今回は書かせていただきました。
あまりうまくは書けなかったので、伝わらないことばかりだったと思いますが・・・
また病気のことに関しては、書こうと思った時に書くことにします。
最後までありがとうございました。